変額個人年金保険「プレミアクルーズ」を販売

個人年金保険で第一フロンティア生命が2008年2月4日から秋田銀行で、分散投資による「ふやす楽しみ」に年金原資保証の「安心」をついた、年金原資保証型変額個人年金保険「プレミアクルーズ」の販売を始める。

変額個人年金保険「プレミアクルーズ」は、顧客にとってわかりやすい商品性を追求しているということなのですが、シンプルな年金原資保証タイプの年金商品となっているということです。
変額個人年金保険「プレミアクルーズ」のファンドは、世界市場の分散で日本や欧州、北米などがあげられています。財産の三分法として株式や債券、不動産に分けているようです。このふたつの特徴を持って、安定的にふやす楽しみのあるファンドということのようです。顧客の契約初期費用の負担がないので、一時払保険料の全額をファンドで運用できるということです。契約日から最短1年経過した以後には、年金受取を開始することもできるとなっています。
変額個人年金保険「プレミアクルーズ」の運用実績にかかわらず、契約時に定めた運用期間(10~20年)に応じて、基本保険金額(一時払保険料)の100%から110%の金額が運用期間満了時の年金原資額として最低保証されるということですので安心とのことです。それに運用期間が1年長くなるごとに、1%ずつ年金原資保証金額が増える仕組みとなっていますので、なるべく運用期間を延ばさせてほしいところです。

ちなみに、第一フロンティア生命は、第一生命の全額出資により、国内初の「生命保険会社全額出資による生命保険子会社」として誕生していて、2007年10月より販売開始しています。銀行・証券会社等を通じた貯蓄性保険等の販売事業向けに商品供給を行っていて、新しい生命保険会社といわれています。

個人年金など2000万円を認知症女性に販売

個人年金保険で富山県の銀行員が認知症の疑いのある70歳代の女性に、昨年リスクが高い変額型個人年金と変動型個人年金を4件、計2000万円以上契約していたことが分かったのです。

変動型個人年金など4件の契約は、銀行に預けていた預金を解約させて5か月間で行われていたということのようです。相談を受けた富山県消費生活センターでは、「銀行で年金や保険商品などの販売が全面解禁され、リスクの高い商品を勧誘されるままに、次々と契約させられた疑いがある」と警告しています。

富山県内に住む50歳代の男性が昨年8月、富山県消費生活センターに相談してこの事件が発覚したのです。男性の母親は5か月間で、富山県内に支店がある銀行で、預金をおろさせ、リスクの高い変額型年金保険と変動型個人年金4件も相次いで契約させられていたというから驚きです。もはや銀行もシロアリ商法のようなことをやりだしたのでしょうか。

契約させられた個人年金保険は、いじれも受け取りは10年から20年後というからひどい話しです。当然契約した女性は年金を受け取る可能性がほとんどないと言わざるを得ません。さらに女性は認知症が進行し、契約について「全く記憶にない」と話しているというではありませんか。

個人年金保険は、2002年10月から銀行窓口でも販売が解禁されましたが、元本が保証されないなどリスクの高い商品も多く、金融機関側が、リスクを十分に説明しないなど、高齢者との契約でトラブルが増えているのが実情です。

いずれにしましても即刻契約を解除してお金を元に戻していただきたいと願うばかりです。

変額個人年金保険「チョイス&チェンジ」の特徴は

個人年金保険でクレディ・アグリコル生命がりそなグループ近の畿大阪銀行と委託契約して、平成20年1月21日から、りそなグループ専用の変額個人年金保険「チョイス&チェンジ」の取扱を開始することになりました。

変額個人年金保険「チョイス&チェンジ」の特徴は、
1)16本の特別勘定(ファンド)。
りそなグループで取扱実績のある投資信託を中心に16本の特別勘定(ファンド)を採用し、顧客は運用スタイルやマーケット環境の変化等に合わせて16本の特別勘定(ファンド)から自由に繰入割合を選択することができ、積立期間中は顧客の意思で自由に積立金の移転ができるというのが大きな特徴としてあげられます。

2)シンプルな商品設計。
資産運用の効率を重視するために、主な保険機能は死亡保険金として一時払保険料相当額(基本保険金額)を最低保証することにとどめ、年金の原資を最低保証しないシンプルな商品性を追求していますので、保険関係費用を低く抑えた商品となっています。顧客の希望の時期に合わせて随時増額が可能になっていて、資金が必要な場合は手数料(解約控除)がかからずに解約や一部解約ができることが特徴としてあげられます。