住生コンピューターサービス、変額年金保険などの年金支払業務を管理するパッケージシステム「ゆうゆう生保/年金支払」を販売開始

 住生コンピューターサービス株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:永富 晶、以下住生コンピューターサービス)は、年金支払業務をトータルにサポートする「ゆうゆう生保/年金支払」を販売開始します。

 住友生命などで培ったノウハウや経験を結集し開発した「ゆうゆう生保/年金支払」は、年金支払いの機能を単独提供している国産初のパッケージです。現在、先行リリースとしてすでに生命保険会社1社の採用が決定し、さらに数社に提案中です。

 2002年10月に個人年金保険の銀行窓販が解禁されて以降、変額年金保険を中心に取扱い件数が急速に増加しています。窓販解禁と同時に参入した外資系保険会社などでは積立期間5年の年金保険が支払開始時期を迎える2007年10月に向けて、事務・システムの整備が必要です。

 それに加えて、団塊世代の退職金の受け皿を狙った新型変額年金保険の商品開発競争も激化しており、契約の1年後から年金支払を開始する新型商品が注目を浴びています。さらに、保険金支払事務など業務運営の正確性が強く求められている状況下で、年金支払業務についても事務・システムの見直しをせまられています。

 このような背景をうけ、年金支払開始から終了までに必要な年金支払業務を管理するパッケージシステム「ゆうゆう生保/年金支払」を開発しました。

○「ゆうゆう生保/年金支払」とは

 「ゆうゆう生保/年金支払」は住生コンピューターサービスが、住友生命をはじめ複数の生命保険会社のシステム開発を担当した経験から、年金支払業務を適正かつ効率的に運営するために必要な機能を、コンパクトに集約したAll in Oneパッケージです。3ヶ月程度の短期間、約2000万円からの低価格(ハードウエア・カスタマイズ費用除く)で導入できます。

住生コンピューターサービスでは、2007年度に5社の導入を見込んでいます。

ZDNet Japan - 2007年2月27日