マイボイスコム、「個人年金」に関する調査結果を発表

 今後加入したい個人年金、トップは「郵便局」。民間では「アフラック」
将来の年金受け取り、「不安」を感じる割合は93%

 マイボイスコム株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:高井和久)は、『個人年金』に関する調査を実施し、2007年2月1日~5日に13,173件の回答を集めました。なお、本調査は前回調査(2006/2)に続いて3回目となります。本調査結果について発表します。

 公的年金に対する不安が高まる中、老後の生活費を確保する手段の一つとして、個人年金が注目されつつあります。個人年金についての調査は、本件が3回目となります。

 将来の年金の受け取りに対して、「不安」を感じる割合は62%、「どちらかといえば不安」は31%となっており、不安に感じる人の合計は93%となっていました。かなりの高ポイントを占めていますが、前回調査からの大きな変化はないようです。

 現在、すでに個人年金に「加入している」は30%でした。「加入していないが、今後加入したい」は35%となっており、未加入者のうち約半数が加入意向を示していることがわかりました。

 加入している個人年金では、「日本生命」が17%でトップ、以下は、「住友生命」(12%)、「明治安田生命」、「第一生命」(共に11%)が続きました。民間の生命保険会社以外では、「郵便局」が10%でした。

 月々の支払い額については、「5千円~1万円未満」が33%で最多、次いで、「1万円~1万5千円未満」が28%となっており、5千円から1万5千円未満がボリュームゾーンとなっていることがうかがえます。

 今後、個人年金に加入する際に希望する方法としては、「インターネット」が38%でトップとなりました。

 以下は、「保険外交員・販売員」(28%)、「取扱い金融機関・代理店の店頭」(27%)となり、上位3位を占めました。

 今後、最も加入したい個人年金では、「わからない」が55%を占めており、「加入したくない」が8%となっていました。加入意向のある中では、「郵便局」が7%でトップ、民間のトップでは「アフラック」の4%となっていました。個人年金そのものは注目されていても、実際の加入には未だ踏み切れない。そう考えている人が多いことがうかがえる結果となってました。

日経プレスリリース - 2007/4/9