個人年金保険などを英HSBCが日本で販売

個人年金保険などを取り扱っているヨーロッパの金融グループで最大手の香港上海銀行を傘下に持つ英国のHSBCグループは、2008年1月から日本で個人年金保険など個人向け金融業務を始める方針を固めた。英国のHSBCが個人年金保険など個人向け金融業務を始めるのは、預かり資産1,000万円以上の個人顧客の富裕層を対象にしたビジネスです。英国のHSBCグループの中核企業である香港上海銀行が中心になって、個人年金保険など円預金や外貨預金の取り扱って行く模様です。当初は東京と大阪を軸に専門店を出店させて、軌道に乗ったところでほかの主要都市に進出していく方向のようです。アメリカシティグループに続く欧米の金融大手の富裕層向け金融への新たな参入で、日本を舞台にした富裕層の争奪戦が一段と激しくなってきます。